メンテナンス(チューンナップ)をお考えの方へ

シーズン終了後になぜ?メンテナンスが必要なのか?

たっぷり楽しませてくれたボードの滑走面は汚れ、そしてワックスが途切れ、エッジは角が落ちています。
(手を汚れたままにしているとカサカサしてきますよね? 手を洗った後でハンドクリームを塗ると手荒れがなくなりますね?)

このまま物置やボードケースに入れたまま保管すると、滑走面の劣化は進みワックスを受け入れなくなってしまいます。
エッジは鉄製です錆びるときの栄養は湿度と酸素なので、錆は放って置くとどんどん侵食していき、エッジを立てようにも立たせにくくなります。

これらを防ぎ、次のシーズンも楽しませてもらうためにもシーズン終了後にメンテナンスしてあげましょう!
チューンナップショップに依頼する場合でも、比較的空いているシーズン終わりに依頼した方が断然スムースです。

エッジがさびている

エッジが錆びているとボードコントロールがしにくくなります。
クルマ・バイク・自転車のハンドル操作を想像してください。
思いハンドルは手を取られ余計な力がかかり、運転しづらいですね。
エッジが錆びているとエッジは引きずられる格好になり、ターンのきっかけが掴みづらくなります。

じゃあ、錆をとればよいのかと、エッジ錆び取り用の消しゴムでこすったらどうなるか?
確かにある程度の錆は取れます、、、が、エッジは丸まってしまい角が立ちません。
エッジの角を出すことも重要なのです

エッジの錆 エッジ研磨後
何も刃物のように研ぐ必要はありませんが、角をきちっと出して雪面にエッジがグリップするように研磨する必要はあります。

引きずるようなエッジでボードやっても上達は遅いし、何よりコントロールしにくくてつまんないです。

滑走面が白くカサカサ

滑走面が酸化(白くカサカサ)していると、いくら高級なワックスを使用しても浸透(ワックスが入る)しません。
新品のタオルみたいなもんですね!ちっとも水分を吸ってくれません。

酸化膜の除去はサンディングといって、高速回転しているヤスリのベルトで削ってしまうのがベストなのです。

サンディング前 サンディング後

滑走面が傷だらけ

滑走面は小さな傷であれば大丈夫そうにみえますが、傷の表面が滑走面より高くバリが出ていないことに注意してください。
バリが滑走面より高く発生していると、滑走・回転時の抵抗になります。

自転車のサイドスタンドを降ろしたまま、運転するようなものです。

傷だらけ 傷の修理後

 

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